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評者◆日隅一雄
日隅一雄氏に聞く 『マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか』:メディアを縛るシステム――多事争論の状況を抑える規制構造を解明する
マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか――権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰する
日隅一雄
No.2881 ・ 2008年08月09日




 NHK番組改変事件などの報道問題に取り組む弁護士、日隅一雄氏の『マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか――権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰する』が刊行された。日本のメディア規制システムを分析し、表現の自由を制約する構造的問題を明らかにした一書だ。本書をめぐって、番組改変事件の最高裁判決やフリージャーナリスト・烏賀陽弘道氏の「口封じ」訴訟の問題点を含め、日隅氏に話をうかがった。(7月10日/東京・新宿にて。聞き手・米田綱路〔本紙編集〕)

権力と権力でないものとの
区別がついていない

 ――先日、NHKの番組改変事件をめぐる訴訟の最高裁判決が出た後、原告である「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW―NETジャパン)に対して、日本経済新聞の記者が「常識を持て。ばか者」「なんであなたがたの偏向したイデオロギーを公共の電波が流さなきゃいけないんだよ。あほか」などと書いたメールを匿名で送っていたというニュースが流れました。
 日隅さんは『マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか』で、一九四八年に新聞協会が発した編集権の声明に言及されていますが、編集権はメディアの自律と表現の自由を守るためというより、民主化を阻止する経営陣の方便として宣言された経緯がありますね。最高裁判...







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