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評者◆高橋源一郎×中村文則
「悪」って何だ?――対談・高橋源一郎×中村文則 「小説の未来」をめぐって
「悪」と戦う
高橋源一郎
No.2983 ・ 2010年09月25日




 期せずして同時期に、「悪」ということばが書名に含まれる小説を上梓した高橋源一郎氏と中村文則氏。『「悪」と戦う』刊行記念として行なわれた本対談では、「悪」ということについて、両氏の創作活動についてなど、作品論を越えて話は広く展開された。その模様を再構成してお届けする。なお、掲載にあたっては河出書房新社の尾形龍太郎氏、会場となったジュンク堂書店池袋本店にご協力いただいた。記して感謝申し上げます。(対談日・6月22日、東京・ジュンク堂書店池袋本店にて。〔鎗田淳・本紙編集〕)

▼高橋源一郎(たかはし・げんいちろう)氏=1951年生まれ。小説家。著書に『さようなら、ギャングたち』、『優雅で感傷的な日本野球』、『日本文学盛衰史』など。

▼中村文則(なかむら・ふみのり)氏=1977年生まれ。小説家。著書に『銃』、『土の中の子供』、『最後の命』など。

●なぜ「悪」を書くのか
高橋 中村さんの『掏摸(スリ)』という小説は大江健三郎賞を受賞しましたが、読んだ時、これはやばいと思いました。何がやばいって、傑作だよねこれ。
中村 本当ですか? うれしいです。今日は来て良かったです!(笑)
高橋 すごく面白かったです。これは中村さんとの対談で、大江さんも仰っていたんですが、この小説はタイトル通りス...







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