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評者◆対談 四方田犬彦×平沢剛
複数の1968年のために――「68年的可能性」にむけて 四方田犬彦・平沢剛編著『1968年文化論』をめぐって
1968年文化論
四方田犬彦・平沢剛編著
No.2991 ・ 2010年11月27日




 『1968年文化論』(毎日新聞社)が刊行され、編著者の四方田犬彦氏と平沢剛氏による同書をめぐるトークイベントが紀伊國屋書店新宿本店にて開催された。その模様を採録する。(対談日・10月31日、東京・紀伊國屋書店新宿本店にて。〔須藤巧・本紙編集〕)

○六八年の「文化」論であり、
反文化論であり、反芸術論
平沢 今回、『1968年文化論』を刊行し、記念イベントをやろうという話になりました。歴史的に考えれば、紀伊國屋書店は六〇年代の文化において重要な役割を果たしてきたわけです。更に二〇〇八年には、六八年と新宿をテーマとしたフェアーも企画され、関連冊子に私も寄稿していたり、その少し前ですが、若松孝二のDVD―BOXが紀伊國屋から発売されたのを記念して、『Shinjuku Fest』を紀伊國屋ホールで開催し、当時の関係者が一同に会するというイベントも行いました。そうした経緯を考えると、この本で何かやるとしたら、新宿本店をおいて他にないだろうと。そして、今回のイベントと共に、百冊近い関連書籍のフェアーもさせてもらっています。そして、もちろん、当時、四方田さんも紀伊國屋に通っておられたんですよね?
四方田 私は珍しくここで万引きをしない高校生でした(笑)。一九六五年に中学生になりましたが、当時から女の...







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