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評者◆中里英章(七つ森書館・代表取締役)・高須次郎(緑風出版・代表取締役社長)・菊地泰博(現代書館・代表取締役社長)
脱原発をせんとや……いま、生命観から人間と自然の関係まで、問い直す転換点: 鼎談 原発事故と出版
No.3023 ・ 2011年07月23日




 3・11フクシマ原発事故は現在も放射能汚染を垂れ流し続け、収束も見とおせない。事故は電力会社の影響力の大きさと、それに左右されるマスメディアの姿も明るみに出した。そんななか、早くから脱原発関連書を世に問い、政官財に縛られずに独立して問題提起を続けてきた出版社がある。堀江邦夫『原発ジプシー』をはじめ先駆的な出版活動を続けてきた現代書館の菊地泰博氏、エコロジーを柱に据える緑風出版の高須次郎氏、市民科学者・高木仁三郎の理念を継承する七つ森書館の中里英章氏の三人に、原発事故と出版をめぐって鼎談していただいた。(鼎談日・6月16日、東京・神田神保町にて)

◎3・11に至るまで
菊地 今日集まった三社の中では、現代書館が一番早くに反原発関連の本を出していると思います。『反原発事典1』を一九七八年に、その『2』と『原発ジプシー』(堀江邦夫著)を七九年に出しています。その後適宜、何年かごとには出版し原発関連の書籍点数は二〇点ほどになっています。
 三月一一日、二時間半くらいかかって家まで歩いて帰りましたが、最初に気になったのは福島と女川の原発がどうなっているかでした。地震と津波はニュースでもやっていたけど、原発の報道が出始めるのには少しタイムラグがありました。今までも原発の事故があるたび...







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