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評者◆対談 中村勝己×白井聡
脱原発から革命へ――「レーニンその可能性の中心」はどこにあるか A・ネグリ『戦略の工場』をめぐって
戦略の工場――レーニンを超えるレーニン
アントニオ・ネグリ著、中村勝己・遠藤孝・千葉伸明訳
No.3053 ・ 2012年03月10日




『〈帝国〉』の邦訳から早や九年。アントニオ・ネグリによるレーニン講義『戦略の工場』(作品社)が、圧倒的な濃密さで邦訳刊行された。本書をめぐり、訳者の一人である中村勝己氏と、同書に解説を寄せている白井聡氏に対談していただいた。本書は必ずしも簡単明瞭ではないが、相当な長さになってしまった今回の対談が、本書にさらなる補助線を引くためのものとなり、かつ、現今の情勢を読み解くための「道具」となれば幸いである。(対談日・1月19日、東京・神田神保町にて〔須藤巧・本紙編集〕)


◎レーニン的発想を
どう活用するか
白井 本書翻訳の経緯から教えてください。
中村 二〇〇八年のネグリ招請プロジェクトが当局に妨害されたことに対する私憤です(笑)。ネグリのレーニン論が七〇年代に出されていて、二〇〇〇年代に入って復刊されたことは聞いていました。当局に何か嫌がらせができないかなと考えているときに、本書翻訳の話が来ました。それで二つ返事で引き受けたのです。とくに深い思想的背景があったわけではありません(笑)。
白井 なるほど、あのときは僕も、本当に呆れかえりました。本書がイタリアで復刊されたのは二〇〇四年ですが、どういう文脈があったのでしょう?
中村 本書はもともと、一九七二年から七三年にかけてパドヴ...







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